ポリタンクスピーカーの製作
(2011年2月製作)
タモリ倶楽部でお披露目したポリタンクスピーカーです。最初は、その他のスピーカーとして後ろに並べるつもりで作ったのですが、表に出てしまいました。
そもそもは身近にある材料を使って作るスピーカーという設定でしたので、何かを作ろうという気はなかったのですが、ホームセンターに行ったときに目についた飲料水用のポリタンクを見て、これなら、FE-206Σ改造ユニットが納まると思い、買ってしまいました。
- (後日談)説明用に買った3個目のポリタンク(これは加工していない)は、3月11日の震災時に水を貰いに行く時に役立ちました。これがなかったら、飲料水の確保が大変でした。
製作
最初は、細い面にFE-206Σ改造ユニットを取り付けるつもりでしたが、意外とユニットが大きくて無理でした。このため、横の大きな面に取り付けることにしました。穴を空けてユニットを取り付けるだけですから、設計もなにもありませんが、取り付け位置を間違わないように作ります。
ポリタンクとFE-206Σ改造ユニットです。ユニットのコーン紙は、伊勢型紙渋紙です。
穴あけと、ネジの取付位置を方眼紙に書きます。
方眼紙の裏に両面テープを貼り付けます。
これをポリタンクに貼り付け、ネジ穴とユニットを付ける穴を開けます。
スピーカー端子を付ける穴を開けます。
スピーカー端子にケーブルをハンダ付けします。
空気が漏れても問題のない箱だとは思いますが、一応、漏れ止めのウレタン紐を貼りつけます。
あとは組立るだけです。大きな蓋を外してそこから手を入れて裏側のナットを付けるのですが、
意外と箱が狭くてナットを付けたり、ネジを締めるのに苦労しました。吸音材は、100円ショップで
買ったクッションを入れます。アンプを繋いで、音出し中です。
出てきた音
箱が硬くないので、後面開放箱のような音になります。低音がでません。でも、ユニットが大きいので十分な音量はあります。Bud Powellの「クレオパトラの夢」などのように、古い録音だとそれなりに再生できます。
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