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(1) | R-2Rの2R部の抵抗を、ロジックICの出力インピーダンスだけ低い値のものを使う。 この方法でもよさそうですが、ロジックICのHigh側とLow側の出力インピーダンス差は残ってしまうので、精度の面で不可です。 |
(2) |
ロジックICを8~12パラくらいにする。 この方法であれば、ロジックICの出力インピーダンスを2~3Ω位に下げることができ、ロジックICのHigh側とLow側の出力インピーダンス差も そして、2R部の抵抗を2Ω程度小さくすれば、ロジックICの出力インピーダンスを含めたラダー抵抗の誤差は汎用デジタルテスタの分解能(1Ω)よりも小さくなってしまいます。汎用デジタルテスタを使って自作する場合は、これ以上の精度は望めません。素人が自作する場合のディスクリートDACのほぼ理想的な形と思われます。 一方、工業用の高価なマルチメータを使って抵抗を選別しても、ロジックICの出力インピーダンスを考慮するとあまり精度は向上しません。この位の精度が妥協点ではないでしょうか。 |
(3) |
ロジックICを4パラにし、ロジックICの出力インピーダンス分は2R部の抵抗の値を小さく
す
る。 ロジックICの出力インピーダンスは4パラにして6~7Ω程度とし、この分(6Ω)2R部の抵抗値を小さくします。ロジックICのHigh側とLow側の 出力インピーダンス差は この方法は上記(2)よりもロジックICの出力インピーダンスの影響を強く受け、精度が落ちます。しかし、ロジックICの出力インピーダンスを含めたラダー抵抗の誤差は3・1/2桁汎用デジタルテスタの分解能(1Ω)と同程度となります。汎用デジタルテスタを使って自作する場合の精度限界に近いわけで、この方法も一つの解答になると思われます。 |
(ロジックICのHigh側とLow側の出力インピー
ダンス差を |
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